
グアナフアトって?

グアナフアト(GUANAJUATO)はメキシコ中部の山間にある小都市です。首都メキシコシティーから高速バスで5時間程走ったところにあり、グアナフアト州の州都にもなっています。
人口は約12万人('00年6月現在、政府統計)ですが、グアナフアト大学を始めとした文化施設が充実しており、その規模の割には賑わっているように思えます。また観光名所も多く、国内外を問わず多くの人が訪れます。グアナフアトを訪れた人はまず例外なく、街に見うけられる「ラテン」的な風景と、スペイン植民地時代から残る歴史のある建物や美術館の展示…などが入り混じったこの街を気に入ってくれます。
特に毎年10月に行われる「国際セルバンテス祭」には、グアナフアト州政府から国内外のアーティストが招かれ、そのイベントを観るためにメキシコ国内から大勢の人が押しかけます。
美術館では、メキシコの壁画運動で知られるディエゴ=リベラの生家や、グアナフアトの鉱物性の土壌が生み出した、おそらく世界に一つしかないであろう「グアナフアトのミイラ博物館」などがあります。
既にトップのページでご覧頂きましたように、グアナフアトの町並みは「コロニアル様式」と呼ばれるものです。メキシコがかつてスペイン植民地であった頃、グアナフアトは銀の採掘地として賑わいました。当時の街並がメキシコ政府により保存され、現在はユネスコの「世界文化遺産」にも指定されています。街の各所にある教会は、植民地時代の面影を色濃く残しています。
歴史的名所としては、20世紀初頭のメキシコ革命の戦場「アロンディガ=デ=グラナディタス」(ALHONDIGA DE GRANADITAS)や、メキシコ独立時代の伝説の英雄「ピピラ」(EL PIPILA)の像があります。
上の写真は、19世紀終わりのポルフィリオ=ディアス大統領時代に建築された勇壮な「フアレス劇場」(TEATRO JUAREZ)です。
週末夜になると、「エストゥディアンティーナ」(ESTUDIANTINA)と呼ばれる楽隊がギターをかき鳴らしながら、観光客を石畳の小道から小道へ連れて行く姿が見られます。 また、サルサ・メレンゲその他ラテン・ダンスを踊るディスコや酒場も夜は老若男女でごったがえしています。
観光名所の案内はこちらをご覧下さい。
観光地といっても、基本的にはメキシコの一地方都市ですから、賑やかなカフェテリアのある通りを一歩抜けると、そこにはメキシコの人々が彼ら自身の暮らしを送っています。慣れた手つきでトルティージャ(とうもろこしの皮)に肉をはさむタコス屋のおじさん。買い物カゴをぶら下げて坂を上っていくおばさん。居酒屋でクダをまくおっさん…その中では、時間もゆっくりと流れていきます。